2024.04.01
「別れさせ屋って違法なの?」
「違法じゃない別れさせ屋っているのだろうか…」
別れさせ屋に依頼を考えているけれど「別れさせ屋は違法サービスだ」というような話を聞いて、不安に感じてしまい依頼を躊躇している方は少なくありません。
まずお伝えしたいのが、原則として別れさせ屋自体には違法性はないということです。
実際に過去に「別れさせ屋の工作活動は公序良俗違反だ」と訴えをおこしたけれど、無罪になったケースもあります。
このケースでは「目的達成のために想定された方法は、関係者の人格や尊厳を傷つける方法や、意思に反してでも接触を図ったわけでもないため、公序良俗に反してはいない」という判決が出ているのです。(参考:裁判所「大阪地方裁判所 平成30年(レ)第57号」)
原則として、別れさせ屋は違法なわけではありません。
しかし、残念ながら違法行為や詐欺行為などをしている悪徳業者も、一定数存在しています。
違法な別れさせ屋の特徴は、主に以下の4つです。
違法な別れさせ屋を選んでしまうと、依頼をしたあなた自身も下記のようなリスクを背負うことになります。
「今の状況をなんとかしてほしい」という思いから別れさせ屋に依頼したにもかかわらず、違法行為に巻き込まれたくはないですよね。
そこでこの記事では、依頼者が違法な別れさせ屋を見抜けるようになるために、必要な知識について解説していきます。
せっかく一大決心をして別れさせ屋への依頼を決めたのに、違法な別れさせ屋に騙されてしまっては、当初の「別れさせたい」という目的も達成するどころではなくなってしまいます。
あなたの決心を無駄にしないためにも、別れさせ屋選びから慎重になり、信頼できる業者に依頼できるようにしましょう。
目次
冒頭でもお伝えしたように、別れさせ屋自体は違法なサービスではありません。
「別れさせ屋は法律に違反している」といわれることもありますが、原則として適切に探偵業を届け出し、法律に則って調査をおこなっています。
実際に、過去には「法律に反しているとは認められない」という判例も出ているのです。
別れさせ工作の依頼を受けた別れさせ屋が、依頼者の希望に沿って工作をおこなった。その結果、ターゲットはパートナーと別れることになり、依頼者の目的は達成された。
しかし、依頼者は契約残金を別れさせ屋に対して支払おうとせず「別れさせ屋のおこなった工作は、公序良俗に反しているので支払い義務はなく、逆に支払い済みの料金返金すべき」という訴えを起こした。
本案件では「目的達成のために想定された方法は、関係者の人格や尊厳を傷つける方法や意思に反してでも接触を図ったわけでもないため、公序良俗に反してはいない」という結果になった。
出典:裁判所「大阪地方裁判所 平成30年(レ)第57号」
判例をみるとわかるように、別れさせ屋がおこなう調査や工作活動自体も、法律に反しない範囲でおこないます。
法律に反した場合、依頼者にも損害が及ぶ可能性もあるため、とくに下記に該当しないように注意して工作活動をおこなうのが原則です。
依頼者の安全も考えながら依頼を遂行する別れさせ屋であれば、違反行為をおこなうこともないので安心してください。
原則として別れさせ屋は違法ではありませんが、なかには違法工作をする悪質な別れさせ屋も存在しています。
法律に反する行為で工作活動をおこなっている業者や、依頼者を騙す詐欺業者もいるので慎重に選ばなければいけません。
万が一、違法行為をしている業者を選んでしまうと、あなた自身にも被害が及んでしまう可能性があるのです。
「わかってはいるけど、なんとしてでも意中の相手を取り戻したい」
「駄目だとわかっていても、今の関係から抜け出したい…」
切羽詰まっている方こそ、一度深呼吸して考えてみましょう。
ただでさえ、第三者の気持ちが関わってくる別れさせ工作なので、常にリスクがゼロというわけではありません。
それに加えて、法律違反に加担するリスクがあるのであれば、全力で回避したいですよね。
違法な別れさせ屋に依頼してしまうと、別れさせ工作のリスクだけではなく、違法行為に加担してしまうリスクもあるので気をつけましょう。
騙されないために覚えておいていただきたい、違法な別れさせ屋の特徴は以下の4つです。
上記のような方法での工作活動は、そもそも法律に違反しています。
依頼前に「本当に違法な工作はしないのか」をしっかりと確認して、違法行為に加担しないようにしましょう。
それぞれの行為がどのような法律に反しているのかも含めて、具体的に解説していきます。
別れさせ屋として調査するために必要な「探偵業」を届け出せずに、尾行や聞き込み活動をしている業者は違法です。
別れさせ工作をするうえで欠かせない「尾行」や「聞き込み」などをおこなう業者は、公安委員会に「探偵業」の届出をしなければいけません。
この法律において「探偵業務」とは、他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務をいう。
引用:e-Gov法令検索「探偵業の業務の適正化に関する法律」
探偵業務は、第三者のプライバシー権や人権を侵害するケースが起こりやすい職業なので、法律を正しく理解したうえで届出なければいけません。
そもそも探偵業務に該当する「尾行」や「聞き込み」をしなければ、しっかりとターゲットの情報を調べられませんよね。
探偵業を届出ずに業務をおこなおうとしている時点で、その別れさせ屋は違法な行為を行う可能性が非常に高いのです。
ターゲットについて調査する際に、依頼人の自宅や車以外の場所に盗聴器やGPSを仕掛けようとする業者は、違法な別れさせ屋です。
盗聴などの行為自体は、法律に反していません。
しかし、調査する際に「どこに、どのような方法で盗聴器やGPSを仕掛けたのか」によっては違法になってしまう場合があるのです。
原則として、他人名義の建物・敷地や車などに盗聴器やGPSを仕掛けてしまうと、下記の法律に反してしまう可能性があります。
法律違反になる例 | ケース例 |
---|---|
住居侵入罪(刑法第130条) | ・盗聴器を仕掛けるために、ターゲットの自宅や別荘に侵入した ・GPSを仕掛けるために、ターゲットのマンション駐車場に侵入した |
器物損壊罪(刑法第261条) | ・盗聴器やGPS設置のために、ターゲットの自宅やガレージの鍵をこじ開けた ・ターゲット自宅の壁や枕に穴をあけて、盗聴器を設置した ・ターゲット名義の車に、GPSをマグネットで設置した |
有線電気通信法違反(有線電気通信法) | ・自宅の固定電話に盗聴器を仕掛けた |
電波法違反(電波法) | ・携帯電話を含む無線通信を傍受する形で盗聴をおこなった |
不正指令電磁的記録供用罪(刑法第168条 2第2項) | ・ターゲットに無断でスマホに監視アプリをインストールし、アプリを使って盗聴やGPS追跡をおこなった |
参考:e-Gov法令検索
依頼者の自宅や、依頼者名義、夫婦共有名義の車など・・・「あなた名義の所有物」であれば問題ない場合が多いです。 自分の所有物ではないものに仕込もうと提案してくる業者には注意しましょう!
別れさせ工作の調査では、一歩間違えてしまえば、上記の法律に触れてしまう可能性も否定できません。
違法行為で工作活動をしないためにも、どのような方法で別れさせ工作をおこなうのが事前に確認しておくのがオススメです。
ターゲットや関係者を脅したり、強迫して別れることを強要するのも、以下の違法行為に該当します。
法律違反になる例 | ケース例 |
---|---|
脅迫罪(刑法第222条) | ・家族や会社にバラされたくなかったら、自ら身を引いて別れろ」と脅す・工作員が接触した際に「危険を感じるような言葉」で別れるように誘導してくる |
暴行罪(刑法第208条) | ・関係者に暴力行為を働いてまで、情報を集めようとする・ターゲットとの別れさせ工作の中で、暴力を働いてしまう |
参考:e-Gov法令検索
そもそも、ターゲットに知られずに別れさせ工作をおこない、ターゲットの気持ちを取り戻すのが一般的な別れさせ屋の役目です。
それにもかかわらず、ターゲットや関係者に暴力や脅しをしてしまう業者も存在していると覚えておきましょう。
依頼する前から「この業者は強迫行為をするかもしれない」と見極めることはできませんよね。
ターゲットに対して暴力や強迫行為をするのであれば、依頼者であるあなたにも暴力を振るってくる可能性は捨てきれません。
だからこそ、打ち合わせなどの段階から接し方などを観察して、怪しいと思った時にはすぐに自分の身を守れるようにしておくことが大切です。
別れさせ工作を成功させるために、肉体関係を仕掛けるハニートラップを当たり前としている業者にも注意しなければいけません。
なぜなら、工作員が意図的にターゲットと肉体関係を持ってしまうと、法律違反になる可能性が高いからです。
法律違反になる例 | ケース例 |
---|---|
公序良俗違反(民法第90条) | ・夫婦関係にある二人を別れさせるために肉体関係を持つ・婚約関係にある二人を別れさせるために肉体関係を持つ |
売春防止法違反(売春防止法第12条) | ・会社の管理下にある工作員に金銭を支払って、ターゲットと肉体関係を持つように支持し、実際に実行する |
参考:e-Gov法令検索
ターゲットが夫婦関係にある場合や、それに近しい関係(婚約関係)にある場合は、法的な貞操義務が発生してしまいます。
簡単にいうと「お互いに不貞行為(他者と肉体関係を持つこと)をしてはならない義務」があるのです。
万が一、あなたが依頼した別れさせ屋が肉体関係になるハニートラップを仕掛けてしまったら、相手から訴えられてしまい高額の慰謝料を支払うことになるかもしれません。
「肉体関係に持ち込めれば、確実に別れさせる証拠を作れる」
「別れさせるためになんでもします!肉体関係も用います!」
という宣伝文句も見かけますが、よく考えてみましょう。
「意図的に肉体関係を持って別れさせること」が法律に反する可能性があるにもかかわらず、そのことを公言してまでおこなう業者は信頼できるでしょうか。
そのような業者は、そもそも法律についての知識が乏しく、常に違法行為に該当する工作活動をおこなっているかもしれませんよね。
肉体関係を持つハニートラップは、一見すると確実な別れさせ工作のように感じますが、結果的に失敗・後悔につながってしまうの全力で回避しなければいけません。
私たち、別れさせ屋M&Mでは、肉体関係を持つようなハニートラップは一切おこないません。 肉体関係にならずとも、別れさせ工作成功につながるような「修羅場」を生み出し、現地にターゲットを合流させることで工作成功につなげます。これはハニートラップを行わないという意味ではなく、肉体関係を持たなくても修羅場を作れるハニートラップができるという意味です。 また、異性の工作員だけではなく、同性の工作員による「友人工作」も効果的に活用します。
すでにお気づきだと思いますが、違法な別れさせ屋に依頼してしまうと、最悪の場合はあなたも逮捕・訴えられる可能性があります。
なぜなら、あなたが料金を支払って依頼したことが原因で違法行為がおこなわれたからです。
「別れさせ屋が勝手にしたことだから、自分には関係ない」
そのような考えは、通用しないでしょう。
「意中の相手と一緒になりたい」
「今の相手と別れて、一歩踏み出したい」
というように、より良い未来をイメージしていたはずなのに、結果として社会的・金銭的にダメージを受けたくはないですよね。
あなた自身にも大きなリスクが降りかかるからこそ、違法行為をしていたり、少しでも怪しいと感じる別れさせ屋は利用しないようにしてください。
しっかりと違法な別れさせ屋、悪質な別れさせ屋を見極めることが重要です。 工作内容や費用面など、あなたがしっかりと納得できる内容で工作活動をおこなってくれる別れさせ屋を選ぶことが、依頼成功の近道になりますよ。
あなたが違法行為に加担しないためにも、違法行為をしない信頼できる別れさせ屋の選び方を覚えておきましょう。
それぞれについて、具体的に解説していきます。
まずは、探偵業の届出をその地域の公安委員会に届出ているかどうかを、必ず確認しましょう。
なぜなら、探偵業を適切に届出ているほとんどの別れさせ屋は、法律を順守して適切なサービスを提供しているからです。
「探偵業の業務の適正化に関する法律」は、悪質な業者による探偵・調査業務を制限するために設けられています。
探偵業を適切に届出ているのかを確認するためには、以下の方法を参考にしてください。
探偵業を届出ると「探偵業届出証明書」が交付されます。
また、交付後は以下のように取り扱わなければいけないと決められているのです。
参考:警察庁「探偵業について」
そのため、依頼者であるあなたが探偵業届出証明書の有無を確認できないはずはありません。
法律に反する行為などをする別れさせ屋と契約しないためにも、適切に探偵業を届出ている別れさせ屋を選びましょう。
「少しでも成功率が高い別れさせ屋に依頼したい」
多くの方がそう考えてしまいますが、成功率の数字だけではなく、具体的な工作内容や根拠などを教えてくれる業者を選ぶようにしてください。
なぜなら「私たちは7〜9割の高い成功率を誇っています」と宣伝していたとしても、それが信頼できるデータである保証はないからです。
なかには下記のようなケースもあるのです。
不確かな成功率という数字よりも、個別のケースによって必要になる工作内容や根拠を提示してくれる方が、より信頼して任せられますよね。
このような別れさせ屋には、あなた自身も具体的な悩みや、個人情報は教えたくないですよね。
そもそも、依頼者にしっかりと寄り添えなければ、別れさせ工作も効率良くおこなえず失敗する可能性もあります。
別れさせ屋を選ぶ際には、誠実な対応であなたの不安を取り除いてくれる業者を選ぶことが、違法な別れさせ屋回避につながりますよ。
違法な別れさせ屋ではなく、安心して依頼できる別れさせ屋を選びたい方は、私たち別れさせ屋M&Mにお任せください。
累計20,000件以上の問い合わせ実績のある私たちだからこそ、不安とリスクがつきものの別れさせ工作を成功へと導きます。
それぞれの理由について、解説していきます。
当たり前のことですが、私たち別れさせ屋M&Mは法律をしっかりと守り、探偵業届出を管轄の公安員会に届出ています。
違法行為はもちろんのこと、依頼者が費用面で大きなリスクを背負うようなサービスは提供していません。
探偵業届出証明書 | 千葉県公安委員会 第44210017号 大阪府公安委員会 第62223502号 |
事業内容 | 浮気調査・素行調査・信用調査などの総合探偵業務、人間関係における工作業務 |
出典:別れさせ屋M&M「会社概要」
「自分ではどうにもならない人間関係…でも諦められない!誰かに助けてほしい」
そんな切実な想いを胸に、別れさせ屋の扉を叩く人がほとんどです。
私たちは、そんな依頼者の悩みや想いを誠実に受け止め、一緒に解消していけるサポーターでありたいと考えています。
だからこそ、あなたにリスクが降りかかるような違法な行為や、詐欺行為などは一切おこなわないことをお約束します。
別れさせ屋M&Mは、依頼者の費用負担を軽減できる料金プランを採用しているので「料金は支払ったのに、工作活動をしてくれない」というケースに陥ることはありません。
私たちが採用しているのは、実際に調査・工作した回数によって費用が変動する「実働回数制」の料金プランです。
実際の料金形態は以下のようなイメージです。
調査工作料金 + 成功報酬 + 諸経費 = 合計費用
調査工作料金:実際の調査・工作にかかる料金で、実働回数分加算される。7.7万円〜/1実働回数
成功報酬:目的を達成した際に発生する料金。目的内容によって金額が変動する。11万円〜33万円ほど
諸経費:工作で必要になるプレゼント代や交通費などの経費。要相談
出典:別れさせ屋M&M「別れさせ屋M&Mの料金プラン」
※料金は2024年2月時点での税込料金です。
別れさせ屋の料金形態には、実働回数制以外にも以下の2つがあります。
上記の料金形態では、支払った金額と実際の稼働回数が見合っておらず「費用が高すぎて払えない」や「お金を払ったのに、実際に動いてくれない」というケースが多いのです。
私たちが提供している実働回数制の料金プランであれば、少ない金額でも回数を調整してすぐにでも調査を開始できます。
もちろん、あなたが費用倒れしてしまわないような提案もいたしますので、ご安心ください。
別れさせ屋M&Mにお任せいただければ、あなたに「本当にちゃんと工作活動してくれているのだろうか」という不安を抱かせません。
なぜなら、実際に工作活動をおこなったらリアルタイムで実働報告をするよう徹底しているからです。
具体的には、以下のような形で依頼者の不安を払拭できる報告をおこないます。
「今、いったいどういう状況になっているのだろう」
「本当に工作活動してくれているのだろうか」
そんな不安を感じながら、別れさせ屋の報告を待ち続けたくないですよね。
別れさせ工作は、人の心を扱うので、重要かつ慎重にならなければいけません。
私たち別れさせ屋M&Mは、少しでも多くの依頼者様の不安や苦しみを軽くするためにも、迅速で誠実な考察活動と報告をいたします。
「あの人と別れてほしい」や「この人と別れたい」そんな思いを抱え続け、最終手段で別れさせ屋を利用しようとしているかたは、ぜひ別れさせ屋M&Mにご相談ください。
この記事では、別れさせ屋の違法性について解説してきました。
繰り返しになりますが、別れさせ屋自体は違法なサービスではありません。
ただし一定数の、違法行為をおこなって依頼者に損害を与えている業者がいるのも事実です。
その結果「別れさせ屋=違法なサービス」というイメージを持っている方も少なくありません。
違法な別れさせ屋の特徴は、以下の4つです。
違法な別れさせ屋に依頼をしてしまうと、あなた自身も社会的・金銭的な損害を受けてしまうかもしれません。
もちろん、別れさせ工作が失敗する可能性もありますよね。
少しでもあなたのリスクを回避して、違法な別れさせ屋を選ばずに済むようにしていくべきです。
別れさせ屋選びで失敗しないためにも、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
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